2008年11月23日

亮三的レビュー其の百参拾〜Lil Keke / Loved By Few, Hated By Many〜

lilkekelbfhbm.jpg
はい、というわけで今日はLil Kekeの新作をレビュー。
どういうわけなんでしょうね突然。

いやあほんと長らくお待たせしましたって感じですけど。
Chunk Up Da Deuceを最初に聴いたのが確か3年ぐらい前ですもんね。
そっから06年11月に出す予定だったアルバムがずるずると。。
結局Chunk〜は収録されませんでした。結構好きなんですけど。
あの異常なまでのBPMの遅さとかw
これ、通産何枚目になるんでしょう?途中から乱発してたからよくわかんないです。笑
しかしメジャーから出すのはほんと久々。
そうなれば期待せざるを得ないわけで。

しかしこのアルバム結構注目されてるようで。
AllHipHopにインタビュー(?)が載ってたのでちょっと脚色して紹介します。
「俺は今まであっという間にアルバム1枚作っちゃうような奴だったんだけど、今回は1年半ぐらいかけてじっくり作ってみたよ。
なんたって初めてのメインストリームアルバムだしね。

(若い頃の話になって)
「ん〜、そうだな〜。最初はDJ Screwとか身内とセッションしたりしてたよ。特に何をやってたってこともなかった。楽しかったけどね。
17歳の時ぐらいからショーでフリースタイルをやってくれないか?って話がきて。
たった1曲やるだけで$2,000くれるっていうんだぜ。日本円にして約20万だぜ?信じられる?」
(もちろん日本円〜のくだりは本人はいってません。あしからず。)

(H-TOWNの自分より若い連中の話になって)
「Paul WallやらMike JonesやらSlim Thugのスタイルを聴いてみろよ。
全部元になってるのは俺のスタイルだってことがわかると思うぜ。
若い連中が使ってるスラングは俺が作ったものだしな。
まあ俺の曲を聴いて育ってるうちにそうなったんだろ。
スラングをラップにして売れたのは俺が最初さ。えっへん。」

だそうです。
まあ亮三君の訳はだいぶアテにならないのでAllHipHopを見てください。
まあLil Kekeだからこそいえる発言というか言っても怒られない発言というかw

というわけでまずはトラックリスト。
1.Act a Fool With It [Mr.Lee]
2.Boss Ft.Asiah [Mr.Lee]
3.Money In The City Ft.Slim Thug,Paul Wall & Tre Virdure [Mr.Lee]
4.Miss My Boyz Ft.Crys Wall [J-Kut]
5.4 Doors and Coupes [Xfyle]
6.I'm a G [Mr.Lee]
7.What It's Made For Ft.Blak [Shondrae "Mr.Bangladesh" Crawford]
8.Phenomenal Ft.Tre Virdure [Xfyle]
9.She Love a Gangsta's [Mr.Lee]
10.Suga Daddy [Bruce Bang]
11.Traffic Slowed Down Ft.Pinc Gator [Beanz & Kornbread]
12.Scholarships 2 The Pen [Xfyle]
13.Slab Holiday Ft.Crys Wall [Mr.Lee]

以上です。

以下ダラダラレビュー。

まず1曲目。Mr.Leeプロデュースのストリート向けの1曲。
サビがかっこいいっす。

2曲目。これやばい。
うぅ〜うぅ〜うぅ〜 ふーーいずざぼす♪
いかにもMr.Leeなビートもめちゃかっこいい。
何よりサビで歌う女シンガーの歌いっぷりがいいっす。
妖しく、セクシーに。
そしてそれに絡むLil Kekeも完璧。
まさにボスでございます。はい。
でもあなたは確かどっちかというとドンのはずでは。。

3曲目。先行曲ですね。
これはもう文句なしにかっこいいっす。
H-TOWNの若い連中2人+ATLの男シンガーTre Virdureを迎えてプロデューサーはMr.Lee。
完璧な布陣です。
Lil Keke→Slim Thug→Paul Wallの順で回されるマイクリレーですがそれぞれ味が出ててほんとかっこいいっす。
いとしのSlim Thug君も相変わらずかっこよい。
サビもかっこいいんですよね〜これ。
げっまにいんだしてぃ〜♪
なんか今年はこの3人が集まることが多かった気がしないでもないです。
いいことですわ。

4曲目はPaul Wallの奥さんをシンガーに迎えた哀愁曲。
これがまたいいんです。
プロデューサーはJ-Kut。そしてMIXを手がけるのはあのYung Chill。
3曲続けてMr.Leeの攻撃的なビートが続いてこの哀愁具合は反則ですな。
郷愁感さえ漂ってきます。

5曲目はSwishaHouse作品でよく見かけるXfyleがプロデュース。
ギターのメロディーが心地よい涼しげメロウです。
MIXはまたもやYung Chill。頑張ってますね。
良メロウ。

6曲目。先行シングル。
だけどだけど。
Babyがいませんw
うん、正解。よくやった。
いや別にBabyが嫌いってわけじゃなく。
好きでもないですけど。
この曲にはいらんです。Babyは。
Scarface参加のRemixを入れてくれてもよかったけどまあLil Kekeのアルバムですし。
さすがに食われちゃいますからねえScarface相手だと。
しかしこのトラックのかっこよさ。。
色あせないです。
Mr.Leeはすごいと。
Real Niggaz Stand Up♪
O.G.z Stand Up♪

7曲目。これすき。めがっさ好き。ちかっぱ好き。
なんなんでしょうこの曲。
なんかこの曲だけ違う雰囲気漂ってます。
トラックやばい。サビのBlakの歌いっぷりもやばい。
え、ていうか何これ。笑
なんかやたら好きですこの曲。無駄に好き。笑
この雰囲気。。
なんかジブリのアニメで出てきそうなメロディw
え、何これ。笑
Mr.Bangladeshの仕事の中で一番好きですこれ。
あ、一応知らない人のためにBangladeshについて軽く説明を。
Lil WayneのA Milliのプロデューサーです。
といえば通じるようになっちゃいましたね。。
亮三君が初めてこの人を知ったのはLudacrisのWhat's Your Fantasyでした。
ちゃっかりDaboの曲をプロデュースしたこともあったり。
まあ今までは特に好きなプロデューサーって感じでもなかったんですがこの曲で一気に亮三君の中で株があがりそうな。笑
Show Me What That Pussy Made For〜♪

8曲目はMoney In The CityのシンガーTreが再び登場。
オートチューン使っちゃってますよねこれちゃっかり。
ちゃっかりしてます。笑

9曲目。これもやばい。
Mr.Leeのセンスが光る1曲ですな。
ループするピアノがたまらん。
そういえば亮三君ピアノトラックに弱いんでした。
この雰囲気いいっすわ〜なんか。
センス勝ち。

10曲目。Vlissa Martinezなる女シンガーがいい味だしてます。
どっかで見た名前な気もしますが気のせいでしょう多分。
プロデューサーのBruce BangはH-TOWN作品で何回か見た名前ですね。
a.k.a. Bruce Takaraだったかな?
しかしこの曲途中で明らかにYung Reddが出てる気がするんですが。。
無視っぷりがすさまじいですね。。メジャー作品なのにクレジットにさえ名前を載せてもらえないという。。
なんか同情しちゃいました。笑

11曲目。
Screwedフックが印象的。Mixを手がけるのはやっぱりMr.Lee。
プロデューサーはBeanz & Kornbread。
H-TOWNの2人組みの新鋭プロデューサーみたいです。
名曲Dallas / Thugs Cryのプロデュースもこの人たちみたいです。
これからに期待できそうな逸材ですね。
かっこいいです。
客演のPinc GatorはI'm Queという曲がローカルヒット中のラッパー。
もしかしたらこれからちょくちょく名前を目にする機会が増えるかも。
といってもそんな若そうに見えないんですよねこの人。。

12曲目。電子音メロウとでもいっときましょうか。
攻撃的ともとれる電子音の上に優しいピアノがのっかって大変なことになってます。
しかしこれがまたいいんですよねー。

ラスト13曲目。ポールウォールの奥さん再登場。
いい奥さんを持ちましたねポールは。
しかも息子はFat Pat。。


以上です。
ヴェテランだけあって地に足のついた作品だな〜って感じでしょうか。
確かに今までの作品と比べて幅は広がってますし新しい試みもちらちら。
でも基本は今までのをそのままスケールアップした感じというか。
なんたって哀愁やメロウがよく似合うんですものこの人。

待たされた分期待もものすご大きくなってたので。
あえて、あえて期待以上ではなく期待通りという評価を。
素晴らしい作品だと思います。
今年の作品の中でもトップクラスに気に入ってることは確かです。
ていうかあんたやっぱ最高っす。はい。

今日のVideoはめちゃんこ気に入っちゃった7曲目のWhat It's Made Forを。
もちろんジャケ画ですが。。

posted by 亮三 at 23:07| マイアミ 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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