そういやまだレビィー書いてなかったなあ。。
というわけで今日はUGKの7作目にしてラスト・アルバム、UGK 4 Lifeをレビュー。
Pimp Cの死去から早くも1年以上たっちゃって。
失ってから改めて気づく偉大さ、というのももちろんありまして。
生前からもちろん大好きだったんですが。
死後はなんだかそれに加えて色んな感情をもって聴くようになりました。
あるときはしみる歌声を聴いて感傷的になり。
あるときは下世話でアホで能天気なラップを聴いて元気になったり。
そんなことができるのもこのアルバムで最後なんかーと思うとそれだけで。。
うう、、というわけでいきましょう。
1.Intro
イントロはCory Mo製作。
素晴らしいです。
2.Still On The Grind (Ft.Raheem Devaughn)
いやーかっこいい!
Raheem最高!
たったっどぅらーらったっどぅらー♪
もちろんUGKの2人のラップも最高っす。
〆のゆ〜じ〜け〜ふぉら〜あ〜♪まで一気に駆け抜けます。かっこいー。
3.Everybody Wanna Ball
Cory Mo製作。
んー、やはりCory Moはすごいっす。
UGKのためにあるトラックですもんねーこんなの。
4.Feelin' You
これがもうすごい!
Steve Below製作のメロウトラックに、サビではPimp Cの歌声!
これはもうただただPimp Cの歌声にやられます。
やっぱ大好きですこの人の声。
サビではやっぱラップより歌ってほしいっすねー。
普通のラップはもちろんめちゃめちゃ好きなんですけど。
5.The Pimp & Bun (Ft.Ron Isley)
これまたやべー!!
なんとなんとRon Isleyがサビを歌っちゃうわけですよ!
しかもプロデュースはManni Fresh!
いい意味でMannieらしからぬトラックで最高っす!
Isley Bros.のHere We Go Againからもってきたサビのフレーズといい。
気持ちよすぎますねー。ほんと素晴らしい歌声。
Pimpのヴァースの最後らへんのフレーズどっかで聴いたことあると思ったら。
SwangのRemixのヴァースの最後とほぼ同じでした。なるほど。
6.She Luv It
いやんエロいですわ!!
なんですのこの曲は!!
お下品ですわ!!!
なんですって?! またCory Moの仕業ですの?!
まったく、あの方は相変わらず最高の仕事っぷりですわね。。
Young JeezyのI Luv ItをUGK風にするとこうなりましたとでもいいたいのでしょうか?
それにしてもところどころで挟むBun BのLuv It Maaanはなんだか可愛らしいですわね。。
7.7th Street Interlude
Pimp CがMike Deanと作った曲みたいです。
もちろん良いです。
短いけど短いからいいのかもねこういうのは。
空気作りというか。
8.Swishas & Erb (Ft.Sleepy Blown)
Pimp Cセルフプロデュース!
これもう最高!!
眠たげな茶色の人を客演に迎えてるんですけど。
サビはPimp Cがやっちゃうという。
しかしもうそれが最高!!
この歌声!!
この裏声っぷり!!
これがUGKのソウル・ミュージックなのだ!!
あとSleepy Blownのヴァースも素晴らしいです。
サビを任されなかったことにしょげることなくパーフェクトな仕事っぷり。笑
Pimp Cへの哀悼の意も隠すことなく堂々と押し出してます。
素敵。
9.Purse Come First (Ft.Big Gipp)
う〜んブルージー。
808 BoyzのDJ B-DOプロデュースです。
Big Gippがなんか懐かしく感じちゃいました。
別に活動してなかったわけじゃないと思うんですけど。。
10.Harry Asshole (Ft.Lil Boosie & Webbie)
UGKのアルバムといったらこいつらを忘れちゃいけません。
Trill Ent.のトップ2。
UGKの過去の名曲、I Left It Wet For Youをサンプリング。
ていうかタイトルからしてわかると思いますが。
お下品じゃありませんこと?!
なんなんでしょうこのキャラ。
いや、最近こういうキャラ見なくなったなーと思って。
まあ昔はよく見たのかって言われると自信ないんですけど。。
Trill Ent.の2トップをもってしても与えられるのは2人で1ヴァースw
しかしその0.5ヴァースの中でも輝きは放ってます。2人とも。さすがですねー。
11.Used To Be (Ft.E-40, B-Legit, 8Ball & MJG)
Pimp CとDJ B-DOの共同プロデュース。
豪華なマイクリレーじゃないですか。
あーかっこいい。。
なんか8Ballのヴァースが気に入りました。
ちょっと可愛い。笑
12.Steal Your Mind (Ft.Too Short & Snoop Dogg)
これまた豪華な。。
Snoopの口からPimp C Rest In Peaceが聴けただけでなんか感慨深いものが。。
13.Texas Ave. Interlude
またもPimp Cプロデュース、Mike Dean監修の短い楽曲。
これまた効果的。
14.Hard As Hell (Ft.Akon)
いやあ。。
まあ曲としては悪くないと思いますけどね。
Akonプロデュース、客演にしてはわりとすんなり聴けましたし。
でも、でもですよ。
このアルバムの中にあるとどうしてもね。。
軽いっていうか。 やっぱどうしても浮いちゃいますよね。
この曲だけ明らかに方向性が違いますし。
まあせめてボートラ扱いにでもしてくれればよかったんですけど。
曲自体は良い曲なので尚更。
15.Da Game Been Good To Me
もうこれですよね。。
やっぱこのアルバムを語る時、結局はこの曲ってことになっちゃいます。
すごいっすこの曲。
魂を揺さぶられる。
Pimp Cと808 BoyzのAverexxの共同プロデュースのトラックも文句のつけようがないし。
そしてやはりサビのPimp Cの歌フック。
もう、なんでしょう。 心に響きますほんと。
これぞソウルミュージックでしょう。
リリックも深いです。
You lost yo' spot when you went pop
CD flopped, you ain't hot.
But the game been good to me...
You lost your cars, and yo' house
Now you sleep on yo' mama's couch
But the game been good to me.
簡単な文なのでわかると思いますけど。
まあ一応軽く訳します。亮三流に。
「お前はポップになっちゃって居場所がなくなったんだぜ。
CDは売れんし、なによりホットじゃねー。
ま、こっちは良い感じでやってっけどね。
お前は家も車も失っちまった。
今はママのソファーで眠ってるんだってね。
ま、こっちは良い感じでやってっけどね。」
いやあかっこいいっすね。。
要するにTrillでいなさいってことですよ。
Pimp Cからの最後のメッセージ。。
これに心動かされないテキサスのラッパーはいないでしょ。ね。
16.Outro
そして最高のOutroで〆。
最後まで完璧なのでした。
と、いうわけで。
もうほんとUGK最高!
はっきりいって、前作と比べても遜色ない出来だと思ってます。
むしろUGKらしさ、っていう点では今作の方が上でしょこれ。
なんだか90年代のUGKを聴いてるような。
懐かしさもあり、その中で新しさもあり。
もうほんと素晴らしすぎます。
まああえていうならAkonのあの曲を、ってことなんでしょうが。
まあ別に曲自体は悪くないのであんまいわないであげましょう。
とにかくとにかく。
UGKの最新にして最後のアルバム。
要するに、これがPimp CとBun Bの目指したUGKの完成形なんでしょう。

